2017年も残り僅かとなりました。ヴェネチア・ビエンナーレが閉幕して1ヶ月が過ぎようとしています。日本館代表作家の岩崎貴宏さんによる、所属ギャラリーURANOでの個展も大盛況のうちに終了しました。Venice Project 2017も活動を終了いたします。これまで支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
小さなピンブローチを購入していただいて、その収益で岩崎貴宏さんのヴェネチア・ビエンナーレ関連のソーシャルイベントを支えるという趣旨のVenice Project 2017。多くの方にご賛同ご協力いただいたお陰で、売上400万円超を計上することができました。
その成果として、ヴェネチアでのオープニングパーティー(5/12開催)に協賛、そして日本での岩崎貴宏さんの報告会としてトークイベント&パーティー(10/22開催)を主催することができました。日本でのパーティーは、台風接近で荒れる天候の中、約60名の方が集まってくださり、記憶に残る心温まる会となりました。
今回、手探りで立ち上げたヴェネチア・ビエンナーレ日本館出展応援プロジェクトでしたが、皆さまからの温かいご支援とご協力を賜り、なんとか遂行することができました。思い返せば、想いだけが先行し力量不足の反省点が多く、自らの至らなさに恥ずかしい限りですが、プロジェクトを通して、アーティスト、ギャラリスト、キュレーター、コレクターなど、現代アート界を担う方たちと課題の一部と可能性を共有できたように感じています。今回の事例が、次の誰かのアクションにつながれば幸いです。
最後になりましたが、Venice Project 2017の立ち上げを受け入れ、素晴らしい機会をくださった岩崎貴宏さんとURANOさんに、心より感謝しています。そして、皆さま、ご協力いただき、本当にありがとうございました。