マクドナルドラジオ大学は、マクドナルドの店舗で難民による講義を提供する革新的なプロジェクトです。このプロジェクトの起源と、そのイノベーションに焦点を当てたストーリーを、ダイヤモンドオンラインに寄稿しました。
2023年4月から9月24日まで、東京・六本木のマクドナルドでは、「マクドナルドラジオ大学」が開催されています。店内に掲示されたQRコードへのアクセスを通じて、ハンバーガーを楽しみながら、建築、生物学、文学からスポーツ科学まで、多彩な講義を受講できます。
このプロジェクトの特筆すべき点は、講師たちが難民として他国にやってきた人々であることです。彼らは、さまざまな経歴や専門知識を持つプロフェッショナルであり、母国で成功した経験を持っています。しかし、難民として新たな国に到着すると、その知識と経験を活かす機会が制約されてしまうことが多いのです。
演出家でアーティストの高山明氏は、この難民と受け入れ側という不均衡な状況を覆すことを目指して、このプロジェクトを立ち上げました。結果的に、普段はマクドナルドに足を運ばないでような人々を店舗に引き寄せることに成功しました。日本では難民に接触する機会が限られている中、この問題に焦点を当て、新たに考える場を提供することにもなりました。
この記事では、高山さんがどのようにしてこのプロジェクトを発想し、実現に導いたのかを詳しく紹介しています。詳細は、ダイヤモンドオンラインの記事「たった一人の日本人が、世界のマクドナルドを動かした!斬新すぎる企画はなぜ生まれたのか?」でご覧いただけます。
関連リンク
アート思考入門(7)難民が先生、マックが大学に(戦略フォーサイト)