AOYAMA Unlimited 第5回は、荒木 悠さんをお招きして開催します。荒木さんは、今年1月に開催された第47回ロッテルダム国際映画祭で共同監督を務めた「Mountain Plain Mountain」が、グランプリにあたるタイガー・アワードを受賞し、国際的に注目されています。
今回のAOYAMA Unlimitedでは、プレゼンテーション・トークのスタイルで、上映作品に合わせて、荒木さんに作品の生まれる背景やエピソードを語っていただきます。
現在、国内外の展覧会に招聘され、人気と多忙を極める荒木さんの作品をまとめて観賞できる特別な機会となります。荒木悠さんと過ごす一夜限りのサロン・イベント。どうぞお見逃しなく!
◎イベント概要
AOYAMA Unlimited 現代アーティストと過ごす夕べ
vol. 4: 荒木 悠
日時:2018年11月10日(土)19:00-20:30
場所:void+ (東京都港区南青山3-16-14 1F)
主催:void+, E&K Associates
◎プログラム
双殻綱:第一幕 BIVALVIA: ACT I
2017年 / スペイン・韓国・日本 / HDV / カラー / サウンド / 20分
DEEP SEARCH(digested version)
2009年/ 日本 / VHSからDV変換 / カラー / サウンド / 4分
永遠の現在
2016年 / アイスランド / HDV / カラー / サイレント / 8分
利未記異聞 | WRONG REVISION
2016年 / 日本・ギリシャ / HDV / カラー / サウンド / 15分
石川文化振興財団蔵
LOST HIGHWAY (SWEDED) ー 特別版ー
2018年 / 日本 / HDVからVHS変換、VHSからHDV変換 / カラー / サイレント / 22分
*音声解説付き
◎プロフィール:荒木 悠(ARAKI, Yu)
1985年山形県山形市生まれ。現在、東京都在住。2007年米国ワシントン大学サム・フォックス視覚芸術学部美術学科彫刻専攻卒業。2010年東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修士課程修了。古今東西の多様なモチーフに着目し紡ぎ出される独自の物語は、一貫して異文化間の「はざま」についての考察といえる。2013年、スペイン・サンタンデールのボティン財団主催タシタ・ディーン ワークショップに参加。2017-8年、ACC-Rijksakademie Dialogue and Exchangeに参加し、国立アジア文化殿堂(韓国光州市)とオランダ国立芸術アカデミー(アムステルダム)にてそれぞれ三ヶ月間の滞在制作を行った。
近年の主な展覧会に「視覚芸術百態:19のテーマによる196の作品」(国立国際美術館、大阪、2018年)、「第10回恵比寿映像祭」(東京都写真美術館、東京、2018年)「Invisible Cities」(ダラス・コンテンポラリー、ダラス、2017年)、「The Way Things Do」(ジョアン・ミロ財団現代美術研究センター、バルセロナ、2017年)、「クロニクル、クロニクル!」(CCO、大阪、2016-7年)、「岡山芸術交流2016」(旧後楽館天神校舎跡地、岡山、2016年)など国内外多数。主に映像インスタレーションとして立ち現れる作品群は、展覧会の形式にとどまらず、映画祭でも上映されその注目を集めている。2018年の1月に開催された第47回ロッテルダム国際映画祭では「WRONG REVISION | 利未記異聞」及び共同監督を務めた「Mountain Plain Mountain」の二作品が正式招待され、後者はグランプリにあたるタイガー・アワードを受賞。同年9月、ヴィクトル・ピンチューク財団が設立した第5回フューチャー・ジェネレーション・アート・プライズのファイナリストに選出され、2019年にキエフのピンチューク・アートセンター及びヴェネツィア・ビエンナーレ関連展覧会への参加が予定されている。
◎予約方法
予約サイトから、お申し込みください。>> www.aoyama2017ul.thebase.in
参加費は、イベント開催にかかる費用分を除き、アーティストの支援に使わせていただきます。
◎お問い合わせ先
aoyama_ul@eandk-associates.com