2024年2月28日（水）16:00よりオンラインセミナー「革新的なアイデアを生み出すアート思考実践論」を開催します。このセミナーでは、「アート思考」を習得する5つのステップ、GAFAMも取り入れる次世代の事業創出手法を紹介します。また、「ワクワクする」アイデアを創出するために必要な、問いの立て方、リサーチの方法、新結合の作り方などをお話しします。

 

本セミナーは、ビジネス領域に特化したナレッジプラットフォームを構築している、ビザスクが主催しています。ビザスクさんは、新規事業創出やイノベーションに関連したセミナーを数多く開催しています。今回、私の著書『イノベーション創出を実現する「アート思考」の技術』に興味をもち、お声がけいただきました。

 

「アート思考」とは常識を超えるコンセプトを創出する思考

 

「アート思考」とは、「自らの興味・関心を起点に、既存の常識にとらわれない斬新なコンセプトを創出する思考」のことで、現代アートのアーティストが作品制作をする際に発揮する思考に由来します。

 

現代アートは、社会事象に対して問いを提起する、あるいは、常識を超えたコンセプトを提示する芸術であり、美しいことに必ずしも価値をおいていません。

 

アーティストは、常識を超えたコンセプトを提示する必要があります。そのため、彼らは、自分が興味をもった社会事象に対して、現地で観察したり、当事者にヒアリングしたり、実験したりといったリサーチを丹念に行います。その中で思考を飛躍させ、常識を超えたコンセプトを考え出しています。アーティストの思考の飛躍度合いは非常に大きいので、誰も見たことのないあっと驚くような作品を制作できるのです。

 

このアーティストの思考と同じように飛躍することができれば、ビジネスにおいても、「論理的思考」やデ「デザイン思考」とは異なるアプローチで、新しい価値を生み出すことができます。

 

「アート思考」を習得する５つのステップ

そこで、アーティストと議論して、「アート思考」を習得する５ステップを作りました。

 

 

青山学院大学大学院ビジネススクール（MBA）でこのステップを体験してもらったところ、一人一人が灯りを持つことで街灯をなくすというアイデアを紹介したことがあります。その他にも、月曜日が憂鬱になってしまうビジネスパーソン撲滅作戦、伝統工芸を未来に残す秘策、海上都市建設計画など、論理的思考では出てこないような「ワクワクする」アイデアがいくつも生まれました。

 

この「ワクワクする」ということがとても大切だと思っています。そのためには、興味をもった事象に対して、どんな問いを立て、どんなリサーチをするかが重要です。新しい発見をすることと、一見関係ないことと結びつける「新結合」が、「ワクワクする」アイデアを生み出す源泉になるのです。

 

オンラインセミナー参加について

 

是非、オンラインセミナーにご参加ください。 アーカイブ配信も行いますので、お時間の都合がつかない方もご安心ください。

 

革新的なアイデアを生み出すアート思考実践論〜新しい価値を生み出す５つのステップと、GAFAMも取り入れる次世代の事業創出法とは〜

 

日時：2024年2月28日（水）16:00〜17:15

参加費：無料

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