AIT x TAKANAWA Unlimited 映像作品上映会「シネマティック・プリズム」

TAKANAWA UNLIMITED

AITでは、2月11日と18日の2日間に渡り「第9回恵比寿映像祭」地域連携プログラムの一環として、映像作品上映会「シネマティック・プリズム」を代官山AITルームで開催します。

本上映会では、レジデンス・プログラムを行うAITと、現代アートコレクターが集まり、映像作品のプライベート上映会を行うTAKANAWA Unlimitedが恊働し、美術館での鑑賞スタイルから離れ、映像作品をゆったりと最初から最後まで鑑賞します。また、鑑賞の合間には感想や意見を自由に共有することにより、国内外の気鋭アーティストによる映像作品に新たな魅力を見出そうとするものです。

2月11日は、AITが2007年から現在まで招へいしたアーティストの中から、8カ国8人のアーティストによる映像作品を上映します。レジデンス・プログラムを契機に、日本で新たに養われたアーティストの感性は、移動を越えて多層な表現を生み出しています。これまでの生活環境と経験から脱して思考や視点を屈折させ、作品に投影されるアーティストの実践は、まるでプリズムが通す一筋の光のように捉えられます。

17:30 開場
18:00 開始
18:10 フランシスジェック・オルロフスキー 《MIZUKIRI》
18:25 メルヴィン・モティ 《COSMISM》
19:05 ジュマナ・アブード 《Pomegranate》
19:25 アルベルト・ロドリゲス・コジア 《Jus ad bellum》
19:45 ドナ・オン 《Friendship Doll》
20:00 カディム・アリ 《コイサンカ》(予定)
20:15 ローリー・ピルグリム 《Violently Speaking》
20:40 メアリー・エリザベス・ヤーボロー 《Hanagasa Dochu》
21:00 終了
*やむを得ない理由より、当日のプログラムに変更の可能性があります。

2月18日は、TAKANAWA Unlimitedが紹介する日本人を中心としたアーティストの映像作品を上映します。アーティストの手から作品が離れ、コレクターが選りすぐる視点や所有という行為を通じて、新たな解釈と発表の場を得た映像作品もまた、プリズムを通り放射状に延びてゆく光としてイメージできます。

17:30 開場
18:00 開始
18:10 潘逸舟《Musical Chairs》
18:30 飯山由貴《あなたの本当の家を探しにいく》
19:10 鴻池朋子《mimio -Odyssey-》
19:30 齋藤はぢめ《Elevator Girl》
19:40 地主麻衣子《新しい愛の体験》
20:30 田口行弘《funke》
20:45 小瀬村真美《Drop Off》
21:00 終了
*やむを得ない理由より、当日のプログラムに変更の可能性があります。

自然と人間の関係性を眺める映像作品や、日本で働く外国人労働者の日常を映した作品、国境を越えた愛について語る作品など、扱うテーマや、アーティストの表現と独自の視点は多種多様に異なります。ここでの私たちの鑑賞行為と体験を通じ、上映の間には、感想や意見のほかにも、アーティストや作品の背景を共有しながら、のびやかな光として映像表現がまた新たな方向へと導かれてゆきます。
本上映会は入退場自由ですので、どうぞお気軽にお越しください。

第9回恵比寿映像祭 マルチプルな未来 地域連携プログラム
AIT×TAKANAWA Unlimited 映像作品上映会「シネマティック・プリズム」

日時:2017年2月11日(土・祝)、18日(土) 18:00-21:00 (17:30開場)
会場:代官山AITルーム 渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山B-403
主催:NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
協力:TAKANAWA Unlimited
*入退場自由/入場無料(フード・ドリンクは有料)
*会場は混み合う場合がございます。予めご了承ください