六甲ミーツ・アート 芸術散歩2014で、
六甲ミーツ・アート大賞 グランプリを受賞した三宅信太郎さんの『山頂の街』、
代官山ヒルサイドテラスに転居してきました。
三宅さんは、イギリスの貿易商、アーサー・ヘスケス・グルーム氏が、
六甲をリゾート地として開拓したという話を聞いて、
その歴史をライブペインティングするとともに、
新しい街まで造ってしまいました!
グルーム氏の名前をブルームーンと勘違いし、
自らMr. Bluemoonに扮して製作、
新しい街のランドマーク、灯台の窓もブルームーンになりました。
そして代官山に移設されてきた街、
白い板を張り合わせ、屋根や窓を描いただけの絵本に出てくるような家々、
壁には、一転カラフルな絵。
この絵には、六甲の歴史が描かれています。
可愛い街ではありますが、
街を造るのは、Mr. Bluemoonひとりではできません。
六甲の作品を観に来た人たちと会話し、
山の中で出会った動物たちを絵に取り入れています。
周りの人たちや動物への優しさが、
この街には感じられます。
そのためか、横の水をはったスペースには、
六甲のカエルも引っ越してきています!!
この製作の過程で、
グルーム氏の思いを受け継ぐことができたにちがいありません。
そして、魅力的な街には多くの人が集まります。
このおとぎ話の世界のような街を観に、
多くの人が訪れ、Mr. Bluemoonと出会い、
街は成長していくことでしょう。
Mr. Bleumoonの物語に新たなページが加わります。