カリグラフィーが生むリズム − Jose Parla『Haru Ichiban』

Jose Parla

YUKA TSURUNO GALLERYで新田さんの作品とは
別の部屋で展示されている
Jose Parlaの大作『Haru Ichiban』
横の長さは16m近くあります。

2013年、TOLOTのオープ二ングに行われたParlaの個展の時に、
このギャラリーで作成したものです。

鮮やかで多様な色彩のレイヤー、
ダイナミックな筆致、
この作品を観た瞬間、圧倒されます。

Parlaの作品には、ダイナミックな色の上に
カリグラフィーらしきものが描かれています。

Jose Parla
彼は少年時代、街の壁にストリートアートを描いていました。
ストリートアートは、文字が主役、
『Haru Ichiban』のカリグラフィーにも言葉としての意味があるようですが、
判読することはできません。

もし、英文を判読できたとしても、
そこに書かれている意味を理解できるのは
英語がわかる人だけ。
しかも、意味がわかってしまうと
その言葉に引きずられてしまいます。

美術館で、キャプションを読んで
作品をわかった気になっちゃうのと同じですね。

Jose Parla
判読できないカリグラフィーとすることで、
私たちは作品全体からメッセージを受け取ることができます。

カンバスにカリグラフィーの無数のラインを描くことで、
自らの思いを深く刻みこむとともに、
音符のようにリズムと緊張を生み出しています。

Jose Parla


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