WARP 関係性を紡ぐ糸

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Maki Fine Artsで宮田彩加さんの作品が展示されています。
部屋の正面に展示されているのが、「ゼブラ – バッグ」、
刺繍の作品です。

シマウマの半身と、シマウマ柄のバッグが糸で結ばれています。
この結んでいる糸がWARPを表現しています。

ミシンを使ってオリジナルなことをするにはと考えて編み出したWARP、
データにバグを加えると糸がワープすることに気がつき、
「エラー:失敗の行為によって新たな価値観が生まれる」
というコンセプトで作品に取り入れたそうです。

ワープといえば、超光速航法で時空を飛び越えること。
時間や空間が離れてしまうと、
関係性を見失ってしまいがちです。

見失った関係性を糸を紡いで
再び可視化しようという作品。

シマウマがバッグに利用されてしまうというちょとシュールな作品ですが、
デパートでバッグを見ても、シマウマを思うことは難しい。

この作品は、私たちの生活が動物たちに支えられていることを、
改めて気付かせてくれます。

そして、シルバーの糸がシマウマの艶やかな姿を表現していてなんとも美しい。

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しかも、ミシンの下糸には赤色を使っているので、
裏を見ると、全く別の光景が出現します。
刺繍だからこそできる表現。

宮田さんの感性は、次にどんな関係性を見せてくれるでしょうか。

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